【主人公】
「と、いうわけで……ついに俺だっ！
……って、この原稿ひどすぎねぇか！？」

――しかも、自分で自分のインタビューする事になってるじゃねぇか？！
　　普通こういうの、代理が来るもんなんじゃねぇの……？
　　あー、そうですか、いませんか。

【主人公】
「えーっと、まー……順位はこんなもんかな。
主役つってもあんまり押しの強い立ち位置じゃないし……。
ライバルには良い所をもってかれるし……画面に顔すら出ないし……」

――じ、自分で言ってて落ち込んでくるなぁ……。

【主人公】
「ま、まーなんだ、Ｖｏｌ．５に乞うご期待！
ってことで応援よろしくな！」

【シャワーズ】
「うぅ……登場できるまでが実に長かったです……」

――はい！　コメントありがとうございました〜

【シャワーズ】
「えっ！？　こ……これだけ！？｣

――残念ですけど、尺が無いんで。

【シャワーズ】
「うぅ……登場できてもこんな扱い……」

――残念ながら、メイン手持ち陣の中では最下位。
　　やはり登場がＶｏｌ．３中盤からと遅めなのが、
　　順位に響きましたね。

【フカマル】
「ン？　フカマル気にしナイ。
そんな事よりコレ、うまイぞ？　食べるカ？」

――いや、ロブスターを殻ごとはちょっと俺には……。

【フカマル】
「ナら、フカマルがもらウ。早く大きくナッテ、父様を守ル。
パーティーはイイな、食べモノたくさんデ」

――喜んでもらえて何よりです。

【サーナイト】
「あらあら……何か
おかしな言葉が聞こえたような気がしたのだけれど」

――ちょ、ちょっと！
　　いきなりオーラしょって背後に現れないでくださいよ！
　　えーっと、惜しくもトップ１０入りはならなかったわけですが……。

【サーナイト】
「私はサブキャラクターの、さらにサブ手持ち扱いですものね。
それを考えれば妥当な位置ではないかしら？
必要の無い場面では一切出番がありませんものね」

――確かにＶｏｌ．２では一切出番がありませんでしたね。

【サーナイト】
「実はVol.4でもルート選択次第では一切登場シーンがありませんのよ。
うふふふふふふふふふ」

――だから、そのうふふは怖いんですってば！

――トップ１０入りはかないませんでしたが、
　　４０票超えの１１位は素晴らしい結果ですね。

【ペリッパー】
「きゃる〜ん☆　投票ありがとうございましたぁ！」

――ど、どうも。……ってあれ？　その包みはなんですか？

【ペリッパー】
「ホクト様から、大長編のコメントをいただいて来ましたぁ☆」

――親父のやつ、一体何を……？

『ＨＡＨＡＨＡ！　ボン・ジュール！
　えー、このたびは私ホクトが人気投票第一位に輝いたということで』

――アンタはノミネートすらされとらんわあっ！
　　……すいませんペリッパーさん、親父に伝えておいてもらえますか。

【ペリッパー】
「伝言サービスですねぇ？　おまかせください、
一言一句そのまま確かに伝えさせていただきまぁす☆」